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カビの市場規模

【カビ取りの市場規模】

■カビ取り事業の可能性

本協会においてカビ取り事業は、今後大きく飛躍する可能性を秘めていると考えています。その理由は大きく分けて3つ

  • 気候の変化
  • 衛生・住まいに関する意識の向上
  • 健康に関する意識の向上

まず①の気候の変化について。例えば、気象庁のデータによりますと日本の気温は増加傾向にあり、100年の間で約1.12℃上昇しています。この気温上昇によりカビはますます増殖しやすい環境になると考えられます。

(参照:気象庁「日本の年平均気温」https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html

また、近年では台風や大雨による水害も多く起こっています。これらの気候の変化により「水分・気温・栄養素」の条件で発生するカビがより増殖しやすい環境になることが予測されます。

②の衛生・住まいに関する意識もインターネットの普及などにより高まっていくと考えられます。その多くは市販のカビ取り剤での家庭内のカビ取りですが、衛生意識が向上することにより今まで放置していた

・目視出来るカビ

・目視できないカビ臭さ

に対処し、清潔に保とうとする方が増加傾向にあると考えられます。また燻煙式など便利な市販のカビ取り剤も人気を集め、そのことから「家のカビ」について意識を持つ人の割合が今後も増えていくと予測されます。

(参考:ライオン「ルックお風呂の防カビ燻煙剤 販売個数グラフ」https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2019/2912

  • の健康に関する意識の向上は②と関連する項目ですが、情報の発達と共に健康(ヘルスケア)に関する意識も今後拡大していくと考えられています。現在はまだ多く解明されていない疾病の中でもカビと関係の深い疾病なども有り、疾病予防の観点からも住環境の改善が求められていくことでしょう。

その為、住まいを守る”防カビ事業“は今後も発展していくことが期待される事業の1つです。

■カビ取りの市場規模

現在、カビ取りに対する市場の規模はまだ小さいですが、今後ますます市場は広がっていくと考えられます。

例えば、富士経済2016年度に出している防カビ・カビ取り剤のレポートでは、市場規模83億円となっていますが、こちらはあくまでご自身でカビ取りを行う規模になります。

それが、食品加工工場・住宅・病院・保育園等大規模施設でのカビ取りや、これまで諦めてリフォームのみを行ってきた現場、カビが生えているけどカビへのリテラシーの低さにより放置されている現場など、潜在的ニーズを考えると、約1000億円規模になることが予想されます。今後益々広がる市場だと期待されています。

■カビ取り事業者に求められるもの

現在は、情報の普及により市販のカビ取り剤への注目が集まっていますが、壁紙の裏や床下、天井裏など市販のカビ取り剤だけでは解決が難しい場合も多くあります。

その際に、カビに関する正しい知識や広い知見を持ったリフォーム施工業者やカビ取り業者が増えていくことが求められます。

残念ながら、カビ取りの相談を受けてもカビ取り施工をせずただ壁紙を貼り変えたり、ペンキを上から塗ったりするだけの対策しかしていない業者がいることも事実です。

クライアント様から「防カビ」「カビ取り」の相談を受けた際に的確な回答が出来、的確な施工を行えるように、本協会ではカビに関する幅広い知識の普及を会員様に行ってまいります。

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